TOP / TOPICS ジョブガールストリート / 9月特集 島根のママ社員に聞く 仕事×子育て本音トーク テーマ1

島根のママ社員に聞く 仕事x子育て テーマ1

ABOUT

島根県は共働き世帯が全国的にみても多い地域。
子育てしながら働いている女性たちに、座談会形式で仕事と育児のリアルを語ってもらいました。学生にはまだ身近に感じられないことかもしれませんが、将来の“働く自画像”を思い描く参考にしてみてください。

学生リポーターも話を伺いました!

MEMBER

  • 株式会社さんびる

    竹田満里奈さん

    新卒採用業務を担当し、社長秘書も兼務。(お子さん/7歳)

  • 松江土建株式会社

    新宮友佳さん

    協力業者との契約業務、社員の健診の手配などを担う。(お子さん/2歳)

  • 東京靴株式会社

    野々村麻衣さん

    靴の専門店での販売・接客、ディスプレイ、商品開発を行う。(お子さん/4歳・2歳)

  • 株式会社
    日本ワイドコミュニケーションズ

    坂東里奈子さん

    WEBデザインやイラストの制作などを担当。(お子さん/9歳・2歳)

TALK

テーマ

小さいお子さんは風邪を引きやすかったり、怪我をしたり、日々いろいろなことがある思います。
お子さんのことで仕事を休む時、職場はどんな雰囲気ですか?

竹田さん

第二希望の保育園に入園でき、復帰した翌日に子どもが発熱。戻ってきてすぐに急遽休むこと
に…。でも、女性が多い職場で、子育て経験のある人も、
同じぐらいの年頃の子を持つ人もたくさんいるので、「いいよいいよ〜」「よくあることだよ」
と言ってもらえてホッとしました。

新宮さん

うちは早生まれだったため保育園になかなか入れず、3回
も入園を逃しました。会社側におおらかに待っていてくれ
る様子があったのは助かりましたよ。

野々村さん

うちも早生まれ!上の子はタイミング的に保育園の空きがなくて
入園できず、1歳半ぐらいまで復職できませんでした。
松江は保育園に入りやすいと聞いていましたが、地域や子どもの
生まれ月にもよるようですね。

なるほど~

新宮さん

やっぱり子どもが頻繁に体調を崩すので、保育園から電話がかかってこないかヒヤヒヤ
しながら働いていました。
コロナの感染拡大がピークだった時期は、子どもが発熱すると感染予防のためしばらく
出社もできず、何日も続けて休んだことも…。
休みが続くと申し訳ない気持ちもありましたが、当時は在宅ワークも可能だったので選
択することもありました。もともと現場社員の比率が高いこともあり、まだ恒常的な制
度化までは至っていません。それでも、子供が幼い時の時短勤務制度や有給休暇とは別
に「子育て休暇」も利用でき、周囲の理解・協力もありとても助かっています。

竹田さん

うちの会社も状況に応じて在宅ワークが選べますが、子どもは熱がある
のに元気いっぱいだったりして、家で仕事をするのは意外と大変かも。
自分が急に休んでも仕事が回るよう、資料や業務内容などを共有する環
境づくりを進めているところです。

野々村さん

私は販売・接客業なので在宅ワークというものがそもそもないんです。
子どもがちょくちょく風邪を引いて、1カ月ぐらい出勤できないことも
あって本当に大変!

坂東さん

子どもはしょっちゅう病気になりますよね。うちもちょくちょく風邪を
引いていました。冬は常に鼻水が出ているし(笑)。
子どもの病気って家庭内で蔓延しがちなのが困りますよね。コロナ禍で
は下の子から家族全員感染したこともありました。

実家は九州で、義両親が住んでいるのは今の居住エリアの隣の市。
少し距離があるので送り迎えなどはお願いできませんが、本当に
どうしようもない時だけ預かりをお願いしています。上の子の卒
園式や入学式の時に下の子を預かってもらったりしていました。
いざという時頼れるのは心強い!

野々村さん

私は実家が他県です。夫の実家は比較的通いやすい距離にありますが、義父母はま
だ現役世代で働いています。子どもが急病の時に預かってもらうなど、サポートを
お願いできない状況ですね。

子どもが病気になると欠勤が続きがち。「職場に迷惑をかけている」
「申し訳ないな」とだんだん心が塞いできたことがありました。
そんな時、年上の女性スタッフや子育て経験のある人が「大丈夫?
どうしてる?」「気にしないでね」と優しい言葉をかけてくれて救
われました。自分がかけてもらって嬉しかった言葉やアドバイスを
忘れず、後輩が子育てをするようになったら活かしていきたいです。

ふむふむ。

POINT

子どもは小さいうちは体調を崩しやすく、不測の事態が起こりやすいもの。仕事に看病に通院にと慌ただしく立ち回る中で、周囲の人の理解がポジティブな切り替えに役立つようです。職場の制度や柔軟な対応も欠かせません。また、子育て中の自らの経験や気づきを、業務の改善やコミュニケーションに役立てようという人も。子育てという人生の大きなミッションからプラスのエネルギーを得ようとする視点は、働きがいにもつながるのかもしれません。

次回予告

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